本知(読み)ホンチ

デジタル大辞泉 「本知」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ち【本知】

もとからの知行所本領。〈日葡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「本知」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ち【本知】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もとから知行していた所領。また、もとから取っていた知行高。本知行。本領。本地
    1. [初出の実例]「Fonchiye(ホンチエ) カエル〈訳〉自分の本来領地へもどる」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. ほんち(本地)
  4. 人に本来そなわる正当な認識弁別能力
    1. [初出の実例]「能程(よきほど)に理にかなふやうにするを、本知(ホンチ)分別といふなり」(出典:心学五倫書(1650))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android