本身(読み)ほんしん

精選版 日本国語大辞典 「本身」の意味・読み・例文・類語

ほん‐しん【本身】

〘名〙
本来身体。あるべき元の姿。
神道集(1358頃)四「本身に成て、其の長け二丈許にて」
② その身体。自身の体。
三国伝記(1407‐46頃か)一二「吾等が本身山の西南の隅一処に在りと」

ほん‐み【本身】

〘名〙 竹光(たけみつ)などに対して、鉄を鍛えて作った本物刃物。真剣。
※浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中「身は竹刀ぬきかねて〈略〉我らが大小本身(ホンミ)でなしとあなどるか」

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デジタル大辞泉 「本身」の意味・読み・例文・類語

ほん‐み【本身】

竹光たけみつなどに対して、鉄でつくった本物の刀。真剣。

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普及版 字通 「本身」の読み・字形・画数・意味

【本身】ほんしん

自身。

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