精選版 日本国語大辞典 「竹光」の意味・読み・例文・類語
たけ‐みつ【竹光】
※浮世草子・色の染衣(1687)四「ぬきやるとその竹光はをれるものじゃ」
② 切れ味の鈍い刀をあざけっていう語。なまくら。
※咄本・鯛の味噌津(1779)土左衛門「家につたふる竹光(ミツ)の一腰をわきばさみあるきしが」
③ 竹光を腰に差す下僕、折助などをあざけっていう語。
※洒落本・美地の蛎殻(1779)「おゐらがやうな竹光(タケミツ)を可愛がるが孝行さ」
※雑俳・柳多留‐二二(1788)「竹光のけいこ一と月してねろう」
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