日本歴史地名大系 「本郷三丁目」の解説 本郷三丁目ほんごうさんちようめ 東京都:文京区旧本郷区地区本郷三丁目[現在地名]文京区本郷二―三丁目本郷二丁目の北に続き中山道の東西両側に開けた町屋。北は本郷四丁目、東西はともに持組大縄地。町立ての時期などは本郷一丁目と同じ。文政町方書上によれば、町内は南北の間口が東側六四間余・西側五七間余、東西は南側四一間・北側四一間余。家数一七三(家持五、他所に居住する地主一二、家主一八・地借三三・店借一〇五)で、うち一二軒は明店。公役は二四人役を勤めていた。兼康横(かねやすよこ)町は町内東側、本郷四丁目との境の横町をいい、横町の角に兼康祐悦という口中医師(歯医者)が住んでいたことに由来。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by