朱器(読み)シュキ

デジタル大辞泉 「朱器」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐き【朱器】

朱塗りの器具
藤原氏の重宝藤原冬嗣ふゆつぐ以来、代々うじの長者に相伝された器類。朱器台盤

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精選版 日本国語大辞典 「朱器」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐き【朱器】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 朱に塗ったうつわ。朱塗りの器具。
    1. [初出の実例]「但用庇饗者不朱器。故殿未朱器之間被庇饗、用様器」(出典小右記‐長和五年(1016)三月三日)
  3. しゅきだいばん(朱器台盤)
    1. [初出の実例]「天晴、殿下有朱器大饗、尊者三人」(出典:中右記‐寛治三年(1089)正月二二日)

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