杉本 郁太郎(読み)スギモト イクタロウ

20世紀日本人名事典 「杉本 郁太郎」の解説

杉本 郁太郎
スギモト イクタロウ

昭和期の俳人 奈良屋会長



生年
明治35(1902)年1月7日

没年
平成1(1989)年4月26日

出生地
京都市

別名
俳号=杉本 北柿(スギモト ホクシ)

学歴〔年〕
大阪市立高商(現・大阪市立大学)〔大正13年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和43年〕,勲四等瑞宝章〔昭和49年〕,日本対がん協会賞〔昭和58年〕

経歴
5年間三越に勤務したのち、昭和12年奈良屋社長を継ぐ。47年三越と提携して会長に就任。かたわら、33年当時の千葉県医師会長とともに全国に先がけて民間の千葉県対がん協会を設立し、副会長を務めた。また、「原人」を主宰する俳人でもあり、句集に「好文木」「青丹」「寧楽」「咲く花」「匂ふが如く」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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