杉江寿門(読み)すぎえ じゅもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉江寿門」の解説

杉江寿門 すぎえ-じゅもん

1827-1897 幕末-明治時代の陶工。
文政10年生まれ。尾張(おわり)(愛知県)常滑(とこなめ)焼の鯉江方救の門人。明治11年来日した清(しん)(中国)の金士恒に宜興(ぎこう)窯の技法をまなび,朱泥急須(きゅうす)の製作をもっとも得意とした。明治30年1月21日死去。71歳。通称は安平,保平。別号に寿門堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の杉江寿門の言及

【常滑焼】より

…一方,天明年間(1781‐89)に常滑元功斎が出て茶陶の世界が開け,幕末にかけて上村白鷗,赤井陶然,伊奈長三らの名工が輩出して,陶彫,楽焼,白泥,藻がけ釉などに腕をふるった。明治に入ると杉江寿門に代表される朱泥物が勃興して,常滑焼の新分野が開けた。今日でも朱泥物をはじめ,茶器,壺など多くの陶器が作られているが,陶管,タイル,衛生陶器などもさかんに焼かれている。…

※「杉江寿門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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