ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「杉浦貞二郎」の意味・わかりやすい解説
杉浦貞二郎
すぎうらていじろう
[没]1947.4.24.
キリスト教神学者。兄義道の影響で 1887年日本聖公会の信仰に入った。立教学校を卒業し,アメリカに留学,フィラデルフィア聖公会神学院にて研究。 99年帰国後,その自由神学思想を問われて聖公会を離れ,陸軍大学校教授に就任した。しかし立教大学の設立を機に同大学で教鞭をとる。のちに同大学学長事務取扱 (1923~31) ,学長に就任。日本聖公会内で自由主義神学の立場を取ったが,その学的姿勢は重視されていた。 1932年学長を辞任。
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