杉田鶴子(読み)スギタ ツルコ

20世紀日本人名事典 「杉田鶴子」の解説

杉田 鶴子
スギタ ツルコ

大正・昭和期の歌人,医師



生年
明治15(1882)年12月6日

没年
昭和32(1957)年4月20日

出生地
兵庫県神戸市

本名
杉田 つる

学歴〔年〕
日本医学校卒

経歴
杉田玄白後継として医学を学び、小児科医として本郷開業。また、内村鑑三洗礼をうけたキリスト教徒。歌人としては大正9年「朝の光」創刊と共に参加し、窪田空穂らの指導を受ける。昭和15年歌集菩提樹」を刊行した。33年遺歌集「杉田鶴子歌集」が編まれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉田鶴子」の解説

杉田鶴子 すぎた-つるこ

1882-1957 大正-昭和時代の歌人,小児科医。
明治15年12月6日生まれ。杉田玄白の後裔(こうえい)。大正9年「朝の光」創刊に参加し,窪田空穂(くぼた-うつぼ),宇都野研に師事。のち「勁草(けいそう)」同人。戦後東京第一病院二宮分院主任医をつとめた。昭和32年4月20日死去。74歳。兵庫県出身。日本医学校(現日本医大)卒。本名はつる。歌集に「菩提樹」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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