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李侗 りとう Lǐ Tóng

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世界大百科事典 第2版の解説

りとう【李侗 Lǐ Tóng】

1093‐1163
中国,南宋時代の思想家。延平先生と称せられる。福建省の人。任官にも背を向け,清貧と韜晦(とうかい)の一生を送ったが,羅予章(らよしよう)から学んだ〈道学〉をさらに深化させ,朱熹(しゆき)(子)に伝えた功績は大きい。道理の知的理解よりもその〈体認〉(道理と自己との一体化)を重視する特異な認識論や,静坐によって本性を養い育てるその修行法は,朱子学成立に決定的な役割を果たした。日本や朝鮮でも広く読まれた《延平答問》は,朱熹が編んだ師の言行録である。

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世界大百科事典内の李侗の言及

【朱熹】より

… 24歳になって,泉州同安県の主簿(帳簿主任)を拝命し,長い官僚生活の第一歩を踏み出した。この同安県への赴任の途中,朱熹の生涯の師,李侗(とう)(延平)と出会い,それより10年にわたる師事を通して,道学に目を開かれ,当時の多くの知識人を吸引していた禅と決別する。34歳のとき,李延平の死ときびすを接して,湖南学派の俊才張栻(ちようしよく)(1133‐80)(南軒)と知りあい,彼から心のはたらきとその修養法について大きな影響を受ける。…

※「李侗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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