韜晦(読み)トウカイ

  • ×韜×晦
  • とうかい タウクヮイ
  • とうかい〔タウクワイ〕

デジタル大辞泉の解説

[名](スル)
自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。
「何故貴女は自分をそれ程まで―して居られるのか」〈有島或る女
身を隠すこと。姿をくらますこと。
「章三郎は一と月ばかり―していたが」〈谷崎・異端者の悲しみ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

スル
はつつみかくす、はくらます意
自分の才能・地位・身分・行為などをつつみかくすこと。人の目をくらますこと。 互に深く-して、彼豪族らに油断をなさしめ/慨世士伝 逍遥

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 自分の才能、地位、形跡などをごまかしてわからないようにすること。他人の目をくらまし、隠すこと。
※翰林葫蘆集(1518頃)九「両度斥南禅聘其韜晦可知矣」
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一〇「も其気質の如何を知らせず、いとよく韜(トウクヮイ)して喜憂を示さず」 〔旧唐書‐宣宗紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

二・二六事件

1936年2月 26~29日,東京で,国家改造を目指す陸軍青年将校が陸軍部隊を率いて反乱,クーデターを試みた事件。 26日早朝の蜂起後,27日東京に戒厳令がしかれたが,28日反乱部隊は「騒擾部隊」とさ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

韜晦の関連情報