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李汝珍 りじょちんLi Ru-zhen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

李汝珍
りじょちん
Li Ru-zhen

[生]乾隆28(1763)?
[没]道光8(1828)/道光10(1830)
中国,清の小説家,学者。大興 (北京) の人。字,松石。乾隆 47 (1782) 年兄の赴任に従って江蘇の海州に行き,その後一時河南で県丞として黄河の治水にあたったほかは,ほとんど海州近辺で過したと考えられる。小説『鏡花縁』を著わし,人面狗頭の生物のすむ犬頭国など,架空の国々をめぐる物語のうちに,迷信,男尊女卑の風習など中国の現状についての批判を投げかけた。また博学多芸で音韻学の著『李氏音鑑』,囲碁の棋譜を収めた『受子譜』などが残っており,医学にも通じていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の李汝珍の言及

【鏡花縁】より

…中国,清代の白話長編小説。李汝珍の作で1826年(道光6)以前に成立。全100回。…

※「李汝珍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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