村山径(読み)ムラヤマ ケイ

20世紀日本人名事典 「村山径」の解説

村山 径
ムラヤマ ケイ

昭和期の日本画家 日展理事。



生年
大正6(1917)年1月21日

没年
昭和62(1987)年1月23日

出生地
新潟県

本名
村山 勲

主な受賞名〔年〕
日展内閣総理大臣賞(第10回)〔昭和53年〕「朝の火山」,日本芸術院賞恩賜賞〔昭和60年〕「冠」,菊華賞,白寿賞,日月社賞

経歴
昭和11年日本画家・尾竹国観師事。18年第6回文展で「子等」が入選。その後も、写実を基礎とし、風景画に特色を発揮する優れた作品を発表する。53年「朝の火山」で日展内閣総理大臣賞を受賞。60年には雄大な自然の景観の中に東洋画本来の高い品格や自然の気を見事にあらわした秀作「冠」で日本芸術院賞恩賜賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村山径」の解説

村山径 むらやま-けい

1917-1987 昭和時代の日本画家。
大正6年1月21日生まれ。児玉希望に師事。昭和18年新文展に初入選。27年からは日展に出品,33年,34年と連続特選となり,53年「朝の火山」が内閣総理大臣賞。60年「冠」で芸術院恩賜賞。昭和62年1月23日死去。70歳。新潟県出身。本名は勲。作品に「残雪高原」「白浜」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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