村松常雄(読み)ムラマツ ツネオ

20世紀日本人名事典 「村松常雄」の解説

村松 常雄
ムラマツ ツネオ

昭和期の医師 名古屋大学医学部名誉教授;元・国立精神衛生研究所長。



生年
明治33(1900)年4月12日

没年
昭和56(1981)年8月30日

出身地
東京

学歴〔年〕
東京帝大卒

経歴
都立松沢病院副院長などをつとめ、精神衛生や臨床心理学などを日本に紹介、精神医学対象病気だけではなく健康人の精神状態にまで広げた。昭和11年には阿部定事件犯人精神鑑定にあたった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村松常雄」の解説

村松常雄 むらまつ-つねお

1900-1981 昭和時代の精神医学者。
明治33年4月12日生まれ。村松剛(たけし)の父。昭和25年名大教授,35年医学部長。のち都立松沢病院副院長,国立精神衛生研究所長。精神医学の対象を健常者にまでひろげ,神経症の研究で知られた。昭和56年8月30日死去。81歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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