デジタル大辞泉 「杜漏」の意味・読み・例文・類語 ず‐ろう〔ヅ‐〕【×杜漏】 [名・形動]粗略で、手抜かりが多いこと。また、そのさま。杜撰脱漏ずさんだつろう。「杜漏な企画」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「杜漏」の意味・読み・例文・類語 ず‐ろうヅ‥【杜漏】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 杜撰(ずさん)・脱漏の意 ) ぞんざいで、手ぬかりがあること。いいかげんで、しめくくりがないこと。また、そのさま。[初出の実例]「私なんざア固来(もとより)途漏(ヅラウ)な人足だから、他(ひと)の事はいはれねへ」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)二)「其内彼(ああ)いふ杜漏(ヅロウ)な商売の中にゐて」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉六〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例