東京五輪・パラの開閉会式

共同通信ニュース用語解説 の解説

東京五輪・パラリンピックの開閉会式

平和、共生復興、未来など8項目が基本コンセプトで、式典全体が一連の4部作となる。2018年7月に企画、演出チームが発表され、総合統括が狂言師野村萬斎のむら・まんさい氏、五輪担当が映画監督の山崎貴やまざき・たかし氏、パラ担当が佐々木宏ささき・ひろし氏の計8人の体制でスタートしたが、チームは昨年12月に解散。意思決定は佐々木氏に一本化されていた。予算の上限額は、大会の1年延期に伴う人件費増加などにより、昨年12月、130億円から165億円に引き上げられた。

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東京五輪・パラリンピックの開閉会式

平和、共生、復興、未来などが基本コンセプトで、式典全体が一連の4部作となる。大会組織委員会はコスト削減を進めたが、延期に伴う人件費の増加などで2020年12月、開閉会式予算の上限額は130億円から165億円に引き上げられた。テレビCMをはじめ広告業界で活躍する佐々木宏ささき・ひろし氏が企画、演出の統括役に就任した。佐々木氏は五輪開幕1年前の行事も担当。白血病で休養していた競泳池江璃花子いけえ・りかこ選手が国立競技場から世界にメッセージを送る演出を手掛けた。

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