競泳(読み)きょうえい

精選版 日本国語大辞典 「競泳」の意味・読み・例文・類語

きょう‐えい キャウ‥【競泳】

〘名〙 一定距離を泳いでその速さを競うこと。また、その競技。自由型、平泳ぎ背泳ぎバタフライリレーなどの種目がある。《季・夏》
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中「水防夫をして角乗梯子乗、竿乗、競泳(キャウエイ)等の技を行はしめ、優等者に賞を与ふ」

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デジタル大辞泉 「競泳」の意味・読み・例文・類語

きょう‐えい〔キヤウ‐〕【競泳】

[名](スル)一定の距離を泳いで、その速さを競うこと。自由形平泳ぎバタフライ背泳・リレーなどの種目がある。 夏》
[類語]水泳泳ぎ水練力泳遊泳遠泳スイミング

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百科事典マイペディア 「競泳」の意味・わかりやすい解説

競泳【きょうえい】

水上競技一種。一定距離を定められた泳法で泳ぎ,タイムを競う。オリンピック種目としては自由形(男女50m,男女100m,男女200m,男女400m,女子800m,男子1500m),背泳ぎ(男女100m,男女200m),平泳ぎ(男女100m,男女200m),バタフライ(男女100m,男女200m),リレー(男女400m,男子800m),メドレーリレー(男女400m),個人メドレー(男女200m,男女400m),マラソンスイミング(男女10km)などがある。マラソンスイミングは海や湖,川などのオープンウォーターで行われるが,それ以外の種目はセパレートコースプールを使用する。
→関連項目クロール水泳フリースタイルリレーレース

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「競泳」の意味・わかりやすい解説

競泳
きょうえい

一定の距離を所定の泳法で泳ぎ,その速さを競う水泳競技。泳法と距離によって競技種目が定められている。自由形は 50m,100m,200m,400m,800m,1500m。平泳ぎバタフライ背泳ぎはいずれも 100m,200m。一人でバタフライ,背泳ぎ,平泳ぎ,自由形を順に行なう個人メドレーは 200m,400m。自由形リレーは 400m,800m。メドレーリレーは 400m。その他競技会により 25mの競泳種目も行なわれる。

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改訂新版 世界大百科事典 「競泳」の意味・わかりやすい解説

競泳 (きょうえい)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「競泳」の意味・わかりやすい解説

競泳
きょうえい

水泳

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世界大百科事典(旧版)内の競泳の言及

【水泳】より

…游泳ともいい,江戸時代末までは水練(すいれん)と呼ばれていた。競技としては現在は競泳のほか,シンクロナイズドスイミング水球飛込競技も水泳競技に含めている。
【沿革】
 人類は太古から,水中の食料を採集したり,川を横切ったり,水難からのがれるために泳いだと想像され,また,宗教的な沐浴(もくよく),衛生のための洗身も水泳を生んだと思われる。…

※「競泳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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