東京女子医大の医療事故

共同通信ニュース用語解説 「東京女子医大の医療事故」の解説

東京女子医大の医療事故

2014年2月、同大病院で首の良性腫瘍を取り除く手術を受けた孝祐こうすけちゃん=当時(2)=が術後管理のために入った集中治療室(ICU)で、この状況では「禁忌」とされる大量の鎮静剤プロポフォールを投与され、死亡した。警視庁は20年10月、業務上過失致死の疑いで麻酔科医ら計6人を書類送検。東京地検は今年1月、ICUの統括責任者だった小谷透こたに・とおる元准教授(61)と、投与量を決めた福田聡史ふくだ・さとし元研修医(39)を在宅起訴した。遺族が起訴された2人を含む医師ら7人に総額1億8千万円の損害賠償を求めた訴訟判決が、24日午前から東京地裁で言い渡される。

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