東京機械製作所(読み)とうきょうきかいせいさくしょ

共同通信ニュース用語解説 「東京機械製作所」の解説

東京機械製作所

新聞輪転機主力とする印刷機械メーカーで、東京証券取引所第1部に上場。1874年創業で、1906年に国産メーカーとして初の輪転機完成させた。新聞発行部数の減少に伴う輪転機の更新需要の縮小が見込まれ、希望退職による人員削減に取り組む一方人工知能(AI)を活用した設備開発に力を入れる。2021年3月期連結決算は売上高が108億円、純利益が3億円。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東京機械製作所」の意味・わかりやすい解説

東京機械製作所
とうきょうきかいせいさくしょ

印刷機械専業メーカー。新聞用輪転機で圧倒的強さを誇る。 1888年内務省より払下げの勧農局三田製作所をもとに東京機械製造として設立。 1906年新聞輪転印刷機国産1号機を完成。 16年現社名での設立登記完了。印刷機械専業メーカーとして発展し,海外でも実績を重ねる。コンピュータ制御によるオフセットカラー輪転機を投入し新展開を目指している。売上構成比は,輪転印刷機 97%,その他3%。年間売上高 320億 5100万円 (うち輸出5%) ,資本金 83億 4100万円,従業員数 634名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「東京機械製作所」の解説

東京機械製作所

正式社名「株式会社東京機械製作所」。英文社名「TOKYO KIKAI SEISAKUSHO, LTD.」。機械工業。明治7年(1874)前身の「内務省勧農局工場」設立。大正5年(1916)設立。本社は東京都港区芝。印刷機製造会社。新聞用輪転印刷機のトップメーカー。ほかに商業用輪転機・システム制御機器など。東京証券取引所第1部上場。証券コード6335。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android