東大坂村(読み)ひがしおおさかむら

日本歴史地名大系 「東大坂村」の解説

東大坂村
ひがしおおさかむら

[現在地名]大東町大坂

小笠山山塊の南端部に位置し、きく(国安川)右岸の支流下小笠川・与惣よそう川流域にある。正保郷帳に村名がみえ、田方九五二石余・畑方一六〇石余、新田有りと注記される。ほかに安国寺(貞永寺)領五石。江戸時代の領主変遷来福らいふく村に同じ。「遠淡海地志」によると家数一五〇余。小地名に法士ほうじ(報地)新川につかわ(一〇〇戸)があり、東西に通る横須賀よこすか街道沿いに町屋があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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