東寺仏師職(読み)とうじぶっししき

世界大百科事典 第2版の解説

とうじぶっししき【東寺仏師職】

1198年(建久9)運慶が京都の東寺(教王護国寺)南大門仁王像を造った際,はじめて東寺大仏師職に補任されて以来,その系統である慶派の仏師に世襲された。奈良地方の中心たる興福寺仏師職と並んで,もっとも伝統と権威のある仏師職とされ,子湛慶,孫康円から引きつづき江戸時代1689年(元禄2)に没した慶派26代康祐まで記録をたどりうる。【佐藤 昭夫】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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