東岩坂村(読み)ひがしいわさかむら

日本歴史地名大系 「東岩坂村」の解説

東岩坂村
ひがしいわさかむら

[現在地名]八雲村東岩坂

西岩坂村の東、意宇いう川支流の東岩坂川流域を占め、東部星上ほしかみ山がそびえる。中世には石坂いわさか郷に含まれた。正保国絵図に村名がみえ、星上山と思われる山に「古城」と記す。また当村の南方別所べつしよ村が記されているが、同村はのち東岩坂村に含まれた。慶安三年(一六五〇)の東岩坂村本郷御検地帳によると、上々田四町三反余・分米六八石余(一石六斗代)、上田一二町三反余・分米一八五石余(一石五斗代)、中田一五町二反余・分米一九七石余(一石三斗代)、下田一一町二反余・分米一二三石余(一石一斗代)、下々田五町七反余・分米四六石余(八斗代)、上畑二町二反余・分米二〇石余(九斗代)、中畑二町余・分米一四石余(七斗代)、下畑二町六反余・分米一三石余(五斗代)、下々畑二町余・分米六石余、田畑計五八町余・分米六七六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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