コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

東氏 とううじ

1件 の用語解説(東氏の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

とううじ【東氏】

下総出身の中・近世武家。平姓千葉氏族。千葉常胤の六男六郎大夫胤頼(たねより)を祖とする。東胤頼は上西門院(鳥羽天皇の皇女統子)に仕え,下総国香取郡東荘を領して東氏を称した。神護寺僧文覚(もんがく)と師弟の契を結び,また源頼朝の挙兵(1180)に際し長兄胤正の子成胤とともに下総国の目代を討った。1185年(文治1)頼朝から父常胤に与えられた三崎荘を父から譲与された。胤頼の子重胤は3代将軍源実朝に仕え〈無双の近仕〉と称された歌人で,その子胤行(素暹)は藤原為家(藤原定家の子)の娘婿となり,二条流の歌人として名高い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の東氏の言及

【下総国】より

…五郎胤道(通)は始め葛飾郡国分(市川市)を譲与されたといわれ,のち香取郡本矢作(もとやはぎ)城を本拠とし子孫は国分氏を称した。六郎大夫胤頼は香取郡東荘(とうのしよう)(東庄町)を領して東(とう)氏を称しのち海上郡三崎荘(銚子市,旭市,海上町)をも父常胤より与えられたという。三崎荘は1185年(文治1)地頭の片岡常春が頼朝に所領を没収され常胤に与えられたものである。…

【大和[町]】より

…中心集落は長良川と支流栗巣川の合流点付近の徳永で,長良川鉄道,国道156号線が通る。中世は山田荘に含まれ,1221年(承久3)下総国千葉氏の一族東(とう)氏が新補地頭に任命され,以後1559年(永禄2)遠藤氏に滅ぼされるまで東氏の支配下にあった。東氏は代々歌道の秘伝を伝え,室町時代には東常縁(とうのつねより)が居城の篠脇(ささわき)城で宗祇に古今伝受をしている。…

※「東氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

東氏の関連キーワード氏族制度下総日高総出千葉武家方武家物香宗我部和親高城胤辰千葉重胤(1)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

東氏の関連情報