東老蘇村(読み)ひがしおいそむら

日本歴史地名大系 「東老蘇村」の解説

東老蘇村
ひがしおいそむら

[現在地名]安土町東老蘇

石寺いしでら村の南、箕作みつくり山の北西に位置する。北半は平地、南半は同山の山腹。東は伊野部いのべ(現神崎郡五個荘町)、南は小脇おわき(現八日市市)。中山道が東西に通じ、集落は同街道沿いに街村をなす。古くは西隣の西老蘇村と合せて老蘇と称し、老曾とも記した。石寺新市の所在を当村字上菜野かみなの付近に求める説もある。慶長七年(一六〇二)検地帳(奥石神社文書)では高六八六石余、反別は田五〇町三反余(上田二五町二反余・中田一二町五反余・下田一二町五反余)、畠屋敷一二町九反余(上畠四町八反余・中畠三町五反余・下畠三町三反余・屋敷一町一反余)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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