東踊(読み)アズマオドリ

デジタル大辞泉 「東踊」の意味・読み・例文・類語

あずま‐おどり〔あづまをどり〕【東踊(り)】

東京新橋の芸者連が、毎年春に新橋演舞場で催す舞踊の会。大正14年(1925)に始まり、戦争一時中絶し、昭和23年(1948)復活。京都祇園の都踊りにならったもの。 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「東踊」の意味・読み・例文・類語

あずま‐おどりあづまをどり【東踊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寛永の頃行なわれた舞踊の一種。寛永一二年(一六三五七月、尾州徳川家から将軍の上覧に供した時の踊歌六種が伝えられる。
  3. 東京新橋の花柳界舞踊。大正一四年(一九二五)、新橋演舞場の落成とともに始まり、第二次世界大戦時に一時中断したが戦後復活、現在に至る。春秋二回、古典新作を組み合わせて演じる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android