松下 幸之助(読み)マツシタ コウノスケ

20世紀日本人名事典 「松下 幸之助」の解説

松下 幸之助
マツシタ コウノスケ

大正〜平成期の実業家 松下電器産業創業者。



生年
明治27(1894)年11月27日

没年
平成1(1989)年4月27日

出生地
和歌山県海草郡和佐村(現・和歌山市)

学歴〔年〕
関西商工学校予科〔大正2年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和31年〕,コマンダー・イン・ジ・オーダー・オレンジナッツ勲章(オランダ)〔昭和33年〕,「文芸春秋」読者賞〔昭和36年〕勲二等旭日重光章〔昭和40年〕,ブラジル文化功労勲章〔昭和43年〕,勲一等瑞宝章〔昭和45年〕,ベルギー国王冠勲章〔昭和47年〕,新評賞〔昭和51年〕,パングリ・マンク・ネガラ勲章(マレーシア)〔昭和54年〕,勲一等旭日大綬章〔昭和56年〕,メリーランド大学名誉法学博士号〔昭和61年〕,勲一等旭日桐花大綬章〔昭和62年〕,パシフィック大学名誉博士号〔昭和62年〕,淡々斎茶道文化賞〔平成1年〕,マスコミ功労者顕彰〔平成3年〕

経歴
9歳で小学校を中退し、大阪の火鉢屋に奉公に出、関西商工学校夜間部に学ぶ。明治43年大阪電燈の見習工員となり、大正6年改良ソケットを考案して独立、7年3月ソケット製造の松下電気器具製作所(のち松下電器製作所)を設立。12年自転車用電池ランプを発売してヒット。昭和10年松下電器産業に改組して社長に就任戦後、家電メーカーとして大発展をとげ、“松下王国”を築きあげた。36年会長、48年から取締役相談役。“経営の神様”といわれた。この間、21年にPHP研究所を設立。第一線を退いてからも、国土庁顧問として国土大改造を提案したり、松下政経塾を開くなど、日本の将来に向けて積極的発言、行動を行なった。60年私財を投じて日本国際賞を創設。平成4年5月守口市の松下電池工業本社構内に松下幸之助記念館がオープン。平成5年秋には松下資料館(京都府木津町)が開館

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「松下 幸之助」の解説

松下 幸之助 (まつした こうのすけ)

生年月日:1894年11月27日
大正時代-平成時代の実業家。松下電器産業会長
1989年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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