松坂 帰庵
マツザカ キアン
昭和期の僧侶,書家 岡山法界院住職。
- 生年
- 明治24(1891)年4月5日
- 没年
- 昭和34(1959)年8月23日
- 出生地
- 岡山県英田郡倉敷村(現・美作町)
- 本名
- 松坂 旭信
- 別名
- 初名=旭
- 学歴〔年〕
- 真言宗大学卒
- 経歴
- 美作安養寺住職の子として生まれる。真言宗大学を卒業ののち、京都の東寺に入って真言宗学の研究に邁進。その傍ら、絵画・和歌なども嗜み、特に書や篆刻では独自の奔放な風格を持ち、一家を成した。39歳で岡山に戻り、法界院の33世住職に就任、石造りの十三重塔や鐘楼などの修復・整理に尽力した。昭和34年大僧正に昇進。作品集に「おじいさん」「草の露」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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松坂帰庵 まつざか-きあん
1891-1959 昭和時代の僧。
明治24年4月5日生まれ。岡山市の真言宗法界院住持。書をはじめ絵画,短歌,陶芸にすぐれた。法界院の石造十三重塔,梵鐘(ぼんしょう),鐘楼などをととのえた。昭和34年8月23日死去。68歳。岡山県出身。真言宗聯合(れんごう)京都大(現種智院大)卒。名は旭信。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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