松岡調(読み)まつおか みつぎ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松岡調」の解説

松岡調 まつおか-みつぎ

1830-1904 江戸後期-明治時代の国学者。
文政13年7月2日生まれ。讃岐(さぬき)高松藩士佐野正長の子。友安三冬(ともやす-みふゆ)にまなぶ。松岡寛房の養子となり,多和神社祠官。維新後,藩の皇学寮督学,兵庫県の伊和神社宮司などをつとめる。古典考証,古器鑑定にすぐれた。明治37年12月死去。75歳。別名に信正,春礿(はるとき),御調。号は香木舎。著作に「斉明紀童謡弁」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android