日本歴史地名大系 「松崎八幡宮」の解説 松崎八幡宮まつざきはちまんぐう 山口県:阿武郡須佐町須佐村松崎八幡宮[現在地名]須佐町大字須佐 本町上祭神は応神天皇・神功皇后・田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命。旧郷社。創建について「注進案」は大化六年(六五〇)豊前宇佐(うさ)(現大分県宇佐市)より、海辺の松賀崎(まつがさき)に勧請したという。康保三年(九六六)社殿を建立、応仁二年(一四六八)社が鳴動して疫病が流行した。応永二五年(一四一八)、天文三年(一五三四)、文禄元年(一五九二)に火災にあったが、以後須佐村の領主益田氏の帰依を受け、慶長八年(一六〇三)社を毘沙門(びしやもん)の下の山に移し、さらに寛永一六年(一六三九)当地に遷宮したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by