松平乗秩(読み)まつだいら のりつね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平乗秩」の解説

松平乗秩 まつだいら-のりつね

1839-1873 幕末-明治時代の大名
天保(てんぽう)10年5月13日生まれ。松平乗寛(のりひろ)の4男。兄乗全(のりやす)の養子となり,文久2年三河(愛知県)西尾藩主松平(大給(おぎゅう))家5代。奏者番,寺社奉行をつとめる。慶応4年鳥羽・伏見戦いの10日後,藩士の総登城による議論のすえ勤王方につくことがきまった。明治6年6月3日死去。35歳。通称源次郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android