松平忠倶(読み)まつだいら ただとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平忠倶」の解説

松平忠倶 まつだいら-ただとも

1634-1696 江戸時代前期の大名
寛永11年生まれ。松平忠重(ただしげ)の長男。寛永16年6歳で遠江(とおとうみ)(静岡県)掛川藩主となったが,幼少のため即日転封(てんぽう)され,信濃(しなの)(長野県)飯山藩主松平(桜井)家初代。4万石。千曲(ちくま)川の治水につとめ,検地をおこない,藩政の基礎をつくった。元禄(げんろく)9年5月26日死去。63歳。初名は忠政(ただまさ),のち忠樹(ただむら),忠親(ただちか)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android