松平忠利(1)(読み)まつだいら ただとし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平忠利(1)」の解説

松平忠利(1) まつだいら-ただとし

1582-1632 江戸時代前期の大名
天正(てんしょう)10年1月16日生まれ。松平家忠(いえただ)の長男。父の戦死のあと,慶長5年下総(しもうさ)小見川(おみがわ)城主となる。三河(愛知県)深溝(ふこうず)藩をへて,17年三河吉田藩主松平(深溝)家初代。3万石。連歌をよくし,「寿松院殿忠利公御連歌懐紙」がある。寛永9年6月5日死去。51歳。初名は忠俊。通称は又八郎

松平忠利(2) まつだいら-ただとし

1582-1649 江戸時代前期の武士
天正(てんしょう)10年生まれ。松平重忠(しげただ)の次男三木(みつぎ)松平氏徳川秀忠につかえ,慶長12年京都伏見城をあずけられたが,14年改易(かいえき)される。大坂夏の陣の功で,寛永9年ふたたび召しかかえられ,のち大番(おおばん)をつとめた。慶安2年1月15日死去。68歳。通称は九郎右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「松平忠利(1)」の解説

松平忠利 (まつだいらただとし)

生年月日:1582年1月16日
江戸時代前期の大名
1632年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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