コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

松戸覚之助 まつど かくのすけ

2件 の用語解説(松戸覚之助の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松戸覚之助 まつど-かくのすけ

1875-1934 明治-昭和時代前期の果樹園芸家。
明治8年5月24日生まれ。千葉県八柱村(松戸市)の農民。明治21年ごみ捨て場でみつけた梨の苗をそだて,10年後に多汁で甘味のある肉質のやわらかな梨を結実させた。この新品種は池田伴親(ともちか)らによって「二十世紀」と名づけられ,覚之助は錦果園主として苗をひろく配布した。昭和9年6月2日死去。60歳。原木は10年天然記念物に指定されたが,戦災で焼失。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

松戸覚之助

没年:昭和9(1934)
生年:明治8(1875)
二十世紀梨の育成者。下総国東葛飾郡八柱村(松戸市)の梨園の農家に生まれる。13歳のときゴミ捨て場から見慣れぬ梨苗2本を発見,10年間自宅で育成し,芯の小さな,水分豊かな甘味ある実を収穫する。専門家に送り続けた結果,明治37(1904)年東京帝国大学の池田伴親教授らによって「二十世紀」という新品種名を与えられ,鳥取,岡山,奈良県など全国的に栽培されるに至った。覚之助の死の翌年,原樹が天然記念物に指定された。<参考文献>『松戸市史』

(中村勝)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

松戸覚之助の関連キーワード俊巌宗忍育成者権葛西葛飾二十世紀総国品種保護Gメン浮谷権兵衛北脇永治当麻長十郎

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone