20世紀日本人名事典 「松本源太郎」の解説 松本 源太郎マツモト ゲンタロウ 明治・大正期の教育家 宮中顧問官。 生年安政6年3月11日(1859年) 没年大正14(1925)年10月29日 出生地越前国武生町(福井県) 学歴〔年〕東京帝大文科大学選科〔明治19年〕卒 経歴越前武生本多氏の老臣松本晩翆の長男。藩校に学んだのち帝大に進む。一高教授となり、明治26年(東京)高師教授を兼任。32年五高教授、33年山口高校校長に就任。40年学習院女学部長となり、院長乃木希典を助けて女子教育に専心した。のち辞して宮中顧問官となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本源太郎」の解説 松本源太郎(1) まつもと-げんたろう 1857-1925 明治-大正時代の教育者。安政4年3月11日生まれ。松本晩翠(ばんすい)の長男。一高,高等師範,五高などの教授をへて旧制山口高校長。明治40年学習院女学部長となる。のち宮中顧問官。大正14年10月29日死去。69歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。帝国大学卒。 松本源太郎(2) まつもと-げんたろう 1899-1924 大正時代の社会運動家。明治32年生まれ。大正11年松本治一郎らとともに九州水平社を創設し,執行委員となる。貴族院議長徳川家達(いえさと)暗殺をくわだてた佐藤三太郎らを教唆(きょうさ)したとして収監され,大正13年9月24日獄死。26歳。福岡県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by