松林村(読み)まつばやしむら

日本歴史地名大系 「松林村」の解説

松林村
まつばやしむら

[現在地名]井波町山斐やまひ

松崎まつざき村の北東に位置。東部高儀新たかぎしん(現庄川町)の飛地がある。元禄一四年(一七〇一)の村名由来(川合家文書)によれば、延宝三年(一六七五)坪野つぼの村領示野しめのと称する地を新開し、小松原があったので村名を松原村と願出たが、同五年松林村と公認されたという。延宝三年の新開高一〇〇石余、元禄一一年から享保一七年(一七三二)までの手上高七石余があり計一〇八石余・免二ツ八歩(三箇国高物成帳)


松林村
まつばやしむら

[現在地名]大沢野町松野まつの

大沢野上位段丘北部に位置し、南は二松ふたまつ村、北は塩野しおの村、東は万願寺まんがんじ村。地名の由来は不詳だが、文化年間(一八〇四―一八)開墾までは松の多い林地であったことによると伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android