デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松浦斌」の解説 松浦斌 まつうら-さかる 1851-1890 明治時代の神職,公共事業家。嘉永4年8月22日生まれ。16歳で郷里の隠岐(おき)(島根県)焼火権現(たくひごんげん)の別当をつぎ,神仏分離令で還俗し神職となる。隠岐島・本土間の定期航路開設につくし,明治18年就航にこぎつけ共同経営にあたる。焼火山の森林はすべてその損金補填(ほてん)にあてられたという。明治23年1月17日死去。40歳。幼名は保丸。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例