松田重助(読み)まつだ じゅうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松田重助」の解説

松田重助 まつだ-じゅうすけ

1830-1864 幕末武士
天保(てんぽう)元年生まれ。肥後熊本藩士。林桜園に国学を,宮部鼎蔵(ていぞう)に兵法をまなぶ。安政2年には熊本,水戸,長州連合を画策するなど尊攘(そんじょう)運動につくす。元治(げんじ)元年6月5日京都の池田屋で新選組に殺された。35歳。本姓井原。名は範義(のりよし)。変名に波多野右馬助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android