デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板倉重寛」の解説 板倉重寛 いたくら-しげひろ 1669-1721 江戸時代前期-中期の大名。寛文9年1月1日生まれ。板倉重種(しげたね)の長男。蟄居(ちっきょ)中の父の所領5万石のうち3万石をつぎ,天和(てんな)3年信濃(しなの)(長野県)坂木藩主板倉家2代となる。残りの2万石は従兄板倉重宣(しげのぶ)に分与。元禄(げんろく)15年陸奥(むつ)福島藩主板倉家初代となり,福島城と城下町を整備し,藩政の基礎をつくった。享保(きょうほう)6年閏(うるう)7月17日死去。53歳。旧名は重長,重知。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例