日本歴史地名大系 「板垣新田」の解説 板垣新田いたがきしんでん 山形県:東根市板垣新田[現在地名]東根市板垣新田・板垣大通(いたがきおおどお)り・板垣中通(いたがきなかどお)り・板垣北通(いたがききたどお)り・板垣西小路(いたがきにしこうじ)・中島通(なかじまどお)り一丁目・若木大通(おさなぎおおどお)り・若木通(おさなぎどお)り一丁目・若木一条通(おさなぎいちじようどお)り・若木三条通(おさなぎさんじようどお)り・若木小路(おさなぎこうじ)・神町東(じんまちひがし)一丁目・同四丁目乱(みだれ)川扇状地の扇央部、西流する村山野(むらやまの)川と乱川の中間に位置し、東根村若木山の東側に広がる。東は中島新田。地名は開発者板垣董五郎にちなむ。明治元年(一八六八)東根の領主であった松前藩主松前修広は戊辰戦争に際し軍資金を郷村に課し、板垣董五郎が一千余両を献納。のち献納金が返付されたのを機に、うち五〇〇両で東根村若木藩林六〇町歩余の払下げを受けて開墾。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by