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林爽文 りんそうぶんLin Shuang-wen; Lin Shuang-wên

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

林爽文
りんそうぶん
Lin Shuang-wen; Lin Shuang-wên

[生]?
[没]乾隆53(1788).北京
中国,清の乾隆朝末期に起った台湾反乱の指導者。 漳州 (福建省) の人。台湾に渡って彰化県の捕吏となったが,やがてその地の天地会 (→三合会 ) の領袖として勢力をもち,官憲の弾圧に抗して乾隆 51 (1786) 年反乱を起し,彰化,嘉義一帯を占領して独立し,順天年号を定めた。しかし翌年,清の討伐軍の攻撃を受けて捕えられ,北京に送られて処刑された。朱一貴の乱,戴万世の乱および爽文の起した乱を清朝治下台湾における三大反乱という。

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世界大百科事典 第2版の解説

りんそうぶん【林爽文 Lín Shuǎng wén】

?‐1788
中国,清代に台湾で起きた天地会の反乱,いわゆる林爽文の乱の指導者。福建省漳州府平和県の出身。1786年(乾隆51),官憲の弾圧に対抗して彼の率いる天地会は台湾中西部で挙兵し,一時は全島を制圧した。順天と年号をたて,官制を整えたが,88年,福康安の率いる大軍によって鎮圧され,彼も捕らえられ,北京へ送られて処刑された。清朝治下の台湾における最大の反乱であったが,その背景には台湾における官憲の腐敗や出身地別の複雑な対立問題があった。

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