林直助(読み)ハヤシ ナオスケ

20世紀日本人名事典 「林直助」の解説

林 直助
ハヤシ ナオスケ

明治〜昭和期の寄生虫学者,病理学者



生年
明治4年3月24日(1871年)

没年
昭和28(1953)年5月14日

学歴〔年〕
千葉医学専門学校〔明治30年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
京都帝大医学部藤浪鑑教授助手となり、病理学恙虫病について研究。大正9年愛知医学専門学校に移り、10年愛知医科大学教授となった。昭和7年退職、名古屋衛生試験所、岐阜県衛生課各顧問を歴任風土病の研究を続けた。恙虫病原体発見は緒方規雄に先を越されたが、恙虫病の膨大な研究業績を残した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林直助」の解説

林直助 はやし-なおすけ

1871-1953 明治-昭和時代前期の寄生虫学者,病理学者。
明治4年3月24日生まれ。京都帝大助手をへて,愛知県立医大(現名大)教授。ツツガムシ病の研究で知られた。昭和28年5月14日死去。82歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。第一高等学校医学部卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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