柘植秀臣(読み)ツゲ ヒデオミ

20世紀日本人名事典 「柘植秀臣」の解説

柘植 秀臣
ツゲ ヒデオミ

昭和期の科学者,生理学者 日本精神医療センター付属脳研究所長;元・法政大教授。



生年
明治38(1905)年9月10日

没年
昭和58(1983)年5月4日

出生地
東京都

学歴〔年〕
東北大学生物学科〔昭和4年〕卒業

学位〔年〕
理学博士

経歴
法政大教授、民主主義科学者協会幹事長、日本精神医療センター理事長などを歴任ソ連、中国の科学界と接し、友好に尽くした。専攻は生物生理学で、主著に「実験神経学」「進化条件反射」「科学は平和を求めて」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柘植秀臣」の解説

柘植秀臣 つげ-ひでおみ

1905-1983 昭和時代の大脳生理学者。
明治38年9月10日生まれ。法大教授などをへて,昭和49年日本精神医療センター脳研究所長。社会主義思想に興味をもち,尾崎秀実(ほつみ)らとまじわる。自然弁証法初期論客戦後は条件反射を研究し,また世界科学者連盟執行委員などをつとめた。昭和58年5月4日死去。77歳。東京出身。東北帝大卒。著作に「条件反射とはなにか」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「柘植秀臣」の解説

柘植 秀臣 (つげ ひでおみ)

生年月日:1905年9月10日
昭和時代の大脳生理学者。法政大学教授;日本精神医療センター理事長
1983年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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