デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柳川熊吉」の解説 柳川熊吉 やながわ-くまきち 1825-1913 幕末-明治時代の侠客(きょうかく)。文政8年8月生まれ。新門辰五郎の子分。安政3年箱館(はこだて)にわたり,消防組を組織し組頭となる。箱館戦争では幕府軍と新政府軍との連絡にあたり,榎本武揚(えのもと-たけあき)に義侠を愛された。幕府軍の遺骨を埋葬,そこに大鳥圭介らと碧血(へきけつ)碑を建立した。大正2年12月死去。89歳。江戸出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例