柳林村
やなぎばやしむら
[現在地名]真岡市柳林
鬼怒川左岸にあり、東は長田村、南は大沼村・上大沼村。集落は東側段丘上にあるが、耕地は鬼怒川に近接しているため、度々川欠けが起こっている。慶長六年(一六〇一)幕府領、のち宇都宮藩領。慶安郷帳によると、田高二五石余・畑高九三石余。貞享二年(一六八五)幕府領、元禄郷帳では宇都宮藩領。享保一九年(一七三四)一部が旗本大森知行となる。延享三年(一七四六)三卿の一橋領・旗本大森領の相給。
柳林村
やなぎばやしむら
[現在地名]三和村柳林
錦村の西、上広田村の南にある。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図には「御料所此外三方分柳林村 下」とみえ、本納六五石五斗九升六合・縄高一六七石一斗三升二合、家一〇軒・三六人とある。二本の川に挟まれた平地に描かれ、錦村の上流に位置する。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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