20世紀日本人名事典 「栗原一登」の解説
栗原 一登
クリハラ カズト
昭和・平成期の児童劇作家,演出家 日本児童演劇協会会長;国際児童青少年演劇協会(アシテジ)日本センター会長。
- 生年
- 明治44(1911)年5月24日
- 没年
- 平成6(1994)年12月19日
- 出身地
- 福岡県矢部村
- 学歴〔年〕
- 日本大学芸術科〔昭和14年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 勲三等瑞宝章〔昭和63年〕,矢部村名誉村民〔平成1年〕,児童文化功労者(第29回)〔平成1年〕
- 経歴
- 小倉師範卒後、満州の大連で2年間教師を務めたのち、日大芸術科に入学。卒業後、日大芸術科講師、舞台芸術学院講師、舞台芸術研究所主事を務めた。昭和25年テレビ俳優学院理事長となるが、4年後解散、以降文筆業に入る。戦前から児童演劇に関心を持ち、戦後、新制作座初演の「泥かぶら」を演出。また国語教科書のために戯曲教材を数多く執筆するとともに、月刊誌「学生演劇」「学校劇場」を主宰。著書に「演劇の門」「青空」(児童劇集)「星と鬼たち」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報