栗山利安(読み)くりやま としやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗山利安」の解説

栗山利安 くりやま-としやす

1551-1631 織豊-江戸時代前期の武将
天文(てんぶん)20年生まれ。黒田孝高(よしたか)につかえ,天正(てんしょう)6年(1578)荒木村重に監禁された孝高を救出したという。文禄(ぶんろく)の役や関ケ原戦い戦功をたて,孝高の子長政が初代福岡藩主になったとき,1万5000石をあたえられた。寛永8年8月14日死去。81歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身通称備後(びんご)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android