栴檀二葉(読み)せんだん ふたば

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栴檀二葉」の解説

栴檀二葉 せんだん-ふたば

?-1858 江戸時代後期の狂歌師
石川雅望(まさもち)(宿屋飯盛(やどやの-めしもり))の門人。櫛(くし)商をいとなみ,のち親戚から吉原妓楼をひきうけて主人となる。狂歌は五側(ごがわ)の判者をつとめた。安政5年9月4日死去。姓は吉田。名は寧彦。通称は槌屋文四郎。別号に六朶(ろくだ)園,寿松軒など。
格言など】日の本は天の岩戸の昔より女ならでは夜のあけぬ国

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android