根岸カップリング反応(読み)ネギシカップリングハンノウ

デジタル大辞泉 「根岸カップリング反応」の意味・読み・例文・類語

ねぎし‐カップリングはんのう〔‐ハンオウ〕【根岸カップリング反応】

有機化合物合成パラジウム触媒として用いるクロスカップリング反応の一。化学反応のある段階において、亜鉛を含む有機金属化合物が一時的に接着剤に似た役割を担い、さまざまな有機化合物の炭素どうしを選択的に結びつける。昭和52年(1977)に根岸英一らにより発見。平成22年(2010)、根岸は同業績により、鈴木章ヘックとともにノーベル化学賞を受賞した。根岸クロスカップリング反応

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む