桂米之助(読み)カツラ ヨネノスケ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桂米之助」の解説

桂 米之助
カツラ ヨネノスケ


職業
落語家

本名
矢倉 悦夫

生年月日
昭和3年 11月8日

出身地
大阪府 大阪市

経歴
昭和18年大阪市電気局(交通局)に就職。22年4代目桂米団治に入門、正統な上方落語次代に伝える役割に。55歳で定年退職するまで、勤務のかたわら落語を続けた。23年桂米朝、桂文枝らと“さえずりの会”を結成、のちに上方落語協会に発展した。また47年から若手のための地域寄席・岩田寄席を自費で行い、後進育成に尽力した。著書に「上方落語よもやま草紙」など。

受賞
上方お笑い大賞功労賞

没年月日
平成11年 3月5日 (1999年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「桂米之助」の解説

桂 米之助
カツラ ヨネノスケ

昭和・平成期の落語家



生年
昭和3(1928)年11月8日

没年
平成11(1999)年3月5日

出身地
大阪府大阪市

本名
矢倉 悦夫

主な受賞名〔年〕
上方お笑い大賞功労賞

経歴
昭和18年大阪市電気局(現・交通局)に就職。22年4代目桂米団治に入門、正統な上方落語を次代に伝える役割に。55歳で定年退職するまで、勤務のかたわら落語を続けた。23年桂米朝、桂文枝らと“さえずりの会”を結成、のちに上方落語協会に発展した。また47年から若手のための地域寄席・岩田寄席を自費で行い、後進の育成に尽力した。著書に「上方落語よもやま草紙」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂米之助」の解説

桂米之助 かつら-よねのすけ

1928-1999 昭和後期-平成時代の落語家。
昭和3年11月8日生まれ。昭和22年4代桂米団治に入門し,米之助を名のる。戦後の上方落語の復興につとめ,47年東大阪市に私費で地域寄席「岩田寄席」をひらく。後進の指導・育成につくし,58年上方お笑い大賞功労賞。平成11年3月5日死去。70歳。大阪出身。本名は矢倉悦夫。著作に「上方落語よもやま草紙」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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