デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂路祐」の解説 桂路祐 かつら-みちすけ 1836-1891 幕末-明治時代の武士,洋学者。天保(てんぽう)7年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。長崎で蘭学,航海術をまなぶ。万延元年江戸の蕃書調所にはいり,さらに箱館で武田成章(なりあき)に英書をまなぶ。帰藩して文久3年(1863)壬戌丸艦長となり,下関で外国船を砲撃。晩年,萩町長をつとめた。明治24年1月5日死去。56歳。本姓は国司。通称は右衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例